一方通行なアルバムレビュー

sens unique しゅうくによる、自分のiTunesの曲を上から順に聴いていき、一方的に感想を綴るブログ。

Cabaret Voltaire

Cabaret Voltaire/The Voice Of America

電子音やノイズを鳴らすのが楽しくて仕方ないといった雰囲気満載なんだけど、ベーシックな音もしっかり同居しており、野性的とも言える音色選び、音の出し入れ、個々の音の組み合わせがとても不安定なのが面白いアルバム。決して毎日聴きたくなるアルバムで…

Cabaret Voltaire/Three Mantras

やっぱりジャーマン好きなんだろうなというのが全開な1曲目「Western Mantra」はチープな上に歪んだ音のリズムボックスの音が20分ブレイクなしで延々続き、ノイズ、ギター、ボイスがランダムに配置された、サイケでミニマルなトラック。2曲目「Easten Mantra…

Cabaret Voltaire/Red Mecca

ジャーマンロック好きなんだろうなーと思わせる、チープでジャンクな音。THE CUREの1stにも通じる、ヨタヨタ感が魅力的。10分35秒と長い「A Thousand Ways」が妙なトリップ感があっていいですね。

Cabaret Voltaire/Plasticity

これまた素晴らしいアルバム。フォーマットはテクノなんだけど、「テクノはこうじゃなきゃ」みたいなこだわりを感じさせず、雑さとストイックさという相反するものが渾然一体となっているところが魅力的。キックとベースが強調されており、クラブで聴くとさ…

Cabaret Voltaire/Micro-Phonies

アレンジのセンスは抜群だけど、音の質感は「The Crackdown」のほうが好きです。NYなノリというか、無理して元気な音にしようとしてるような。まさか、売れようとしたのかな笑

Cabaret Voltaire/The Crackdown

今初めて全曲通しで聴きましたが、捨て曲ナシの素晴らしいアルバム。「まだ制作途中だけど完成です」みたいな雰囲気がプンプン漂ってて最高です。テクノ本かなんかでCabaret VoltaireとThrobbing Gristleの名前がやたら出てくるので、わけもわからず見つけた…