BONNIE PINK/Even So
「Heaven's Kitchen」を初めて聴いた時、面白いアーティストが出てきたなと思いました。
ここまでアメリカっぽさを前面に押し出すアーティストは当時は珍しかったんじゃないでしょうか。
しかもポップだし、声質も他にあまりないタイプだし。
でも英語の発音のクセが気になって、その後追いかけるようなことはなかったです。
この「Even So」は多分ヴェチさんがiTunesに入れたものだと思います。
ほぼ聴いてなかったんですが、聴き直してみると、既にリコードしてあるかのようなコード進行やアメリカのオルタナっぽさ、フォークっぽさがやはり面白いなと思いました。
だからといってルーズなわけではなく、プロデュースのTore Johanssonの良さが生かされ、キュッと引き締まった音になってます。
ポップな「5 more minutes」「1・2・3」がお気に入りです。
ただ聴いていくうちに気付いたのが、全編に漂う荒れ始めた頃のミスチルっぽさ。
そう思って聴くともうほぼミスチルにしか聴こえない。
「Private Laughter」「Ocean」「5 more minutes」「The Answer~ひとつになる時~」「Mint」「Last Kiss」などモロですね。