一方通行なアルバムレビュー

sens unique しゅうくによる、自分のiTunesの曲を上から順に聴いていき、一方的に感想を綴るブログ。

The Cure

The Cure/Wish

一番好きなアルバムは「Disintegration」ですが、このアルバムも肩を並べるぐらい好きです。「Disintegration」より音が大らかで奥行きがあり、よりすっと入ってくる気がします。 「Open」「From The Edge Of The Deep Green Sea」「End」といった曲はこの頃…

The Cure/Wild Mood Swings

冒頭3曲「Want」「Club America」「This Is A Lie」や「Jupiter Crash」「Numb」「Bare」はWish路線の重厚な曲。Pornographyの頃のような破滅的な重さではなく、どっしり落ち着いた重さで、The Cureの良さの中でも重要なポイント。そうかと思えば「The 13th…

The Cure/Three Imaginary Boys

New Waveを聴き始めの頃、The Cureに限らず1stアルバムから順にCDを買っていくということをやってたので、初めて聴いたThe Cureのアルバムはこのアルバムです。このアルバムだけ他のどのアルバムにも似ていない、独特の間とスカスカ具合が楽しめます。スカス…

The Cure/Seventeen Seconds

1st「Three Imaginary Boys」の朴訥とした曲作りと、3rd「Faith」の淡々とした寂寥感のどちらも併せ持った2ndアルバム。でも過渡期というわけではなく、どの音もこっそり鳴ってるようなこの時期にしかないオリジナルな仕上がりで、とてもよく聴きました。特…

The Cure/Pornography

The Cureの中でも最もヘヴィーなアルバム。余りに重々しく、聴くと疲れるだけなのでほとんど聴いてなかったんですが、今聴いてみるとそうでもない。ヘヴィーはヘヴィーなんですが、ドラムの音色がヘヴィーというだけで、曲やアレンジはいつものThe Cureです…

The Cure/Japanese Whispers

「シングル3枚を集めたダンスアルバム」という情報だけを見て、これはよっぽど踊らせてくれるすごいアルバムに違いないと思って聴くと「なんじゃこりゃあああ!!」となります(僕はなりました)事前に読んでた楠本まきの漫画「KISSxxxx」でもカノンとかめの…

The Cure/The Head On The Door

The Cureの中でも一番カラフルなアルバムじゃないでしょうか。どうかしたのかと思うぐらいポップな「In Between Days」から始まり、琴のような音色のシンセが印象的な「Kyoto Song」、フラメンコ風のギターで引っ張る「The Blood」、キュートと言ってもおか…

The Cure/Faith

雑誌「Parade」の80年代ベスト100アルバムに唯一ランクイン(42位)してた、The Cureの3rdアルバム。確かに素晴らしいアルバムですが、正直彼らのアルバムはどれも素晴らしく、何故これだけが?という気がしないでもないです。打ち込みのように淡々としたド…

The Cure/Disintegration

New OrderやCocteau Twinsと並んで、New Waveでは最も好きなバンドのひとつ。「Disintegration」はそのThe Cureの中でも一番好きなアルバム。 メンバーチェンジが激しいバンドですが、誰が入ってもそのメンバーのプレイヤーの特性を生かすというよりは、ある…