一方通行なアルバムレビュー

sens unique しゅうくによる、自分のiTunesの曲を上から順に聴いていき、一方的に感想を綴るブログ。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

Cabaret Voltaire/Micro-Phonies

アレンジのセンスは抜群だけど、音の質感は「The Crackdown」のほうが好きです。NYなノリというか、無理して元気な音にしようとしてるような。まさか、売れようとしたのかな笑

Cabaret Voltaire/The Crackdown

今初めて全曲通しで聴きましたが、捨て曲ナシの素晴らしいアルバム。「まだ制作途中だけど完成です」みたいな雰囲気がプンプン漂ってて最高です。テクノ本かなんかでCabaret VoltaireとThrobbing Gristleの名前がやたら出てくるので、わけもわからず見つけた…

Burt Bacharach/A&M New Gold Series BURT BACHARACH

Burt BacharachはBurt Bacharachだから聴くというよりも、CarpentersやDionne Warwickの曲を作った人という印象が強いですね。どの曲もほんとに素晴らしく、音楽的にも高度なんだろうなという気がするんですが、提供先のシンガーの歌がない状態で聴くのは何…

The Buggles/The Age Of Plastic

「Video Killed The Radio Star」以外の全ての曲がひどいという、とても潔いアルバム。せめて「I Love You (Miss Robot)」クラスの曲が揃ってれば、名盤だったかもしれない。 「Video Killed The Radio Star」はメロディの素晴らしさはもちろん、ピアノから…

The Buggles/Adventures In Modern Recording

シングル単位だったらこの世で1~2番目に好きな曲の「Video Killed the Radio Star」が入ってるということで期待して買った1stアルバム「The Age of Plastic」がひどかったので、1曲でも「Video Killed the Radio Star」クラスの曲があればラッキーと思って…

Buena Vista Social Club/Buena Vista Social Club

うーんなんで買ったか思い出せない(ヴェンダースの映画も観てないし)村上龍がキューバ音楽にハマっててエッセイとかに書きまくってたから、その影響かなー。というわけでほぼ聴いてないアルバムですが、改めて聴くと録音状態がすごくいいですね。「Pueblo …

BUCK-TICK/Darker Than Darkness -Style 93-

デビュー当時はそんなに興味がなく、シングル「悪の華」からのファンです。とはいえ聴いてたのはアルバム「悪の華」「狂った太陽」「殺シノ調ベ」「darker than darkness -style 93-」まで。今でもiTunesに入ってるのは「darker than darkness -style 93-」…

Brokeback/Field Recording From The Cook County Water Table

よく覚えてないんですが、多分TORTOISEとかを聴いてた頃に買ったんだと思います。ベースなのかギターなのかわからないんですが、弦楽器の丸い音がメインです。丸い音を聴きたい時にはピッタリです。

the brilliant green/Los Angeles

特に書くことはないかなあ。あ、ドラムは佐野康夫なんですね。佐野康夫のドラム好きなんです。あとギターの人センスいいですね。それぐらいかなあ。

the brilliant green/complete single collection '97-'08

ほえーAppleMusicにないのか。超ポップなサビ以外ギターロックというパターンでいえばTRICERATOPSと同様なのに、何故the brilliant greenだとイライラするのだろう。「BYE! MY BOY!」のサビなんてほんと素晴らしいのに、それ以外の部分を聴く気になれない。…

Brian Eno & J. Peter Schwalm/Music For Onmyo-Ji

うちのiTunesにはDisk1しか入ってませんが、2枚組のようです。今までたまに気が向いた時に聴いてたんですが、改めて意識的に聴いてみると、とにかく雅楽の音です。ENOの音はどこに?と思って調べてみたら、2枚組の2枚目がENOみたいですね。雅楽の音にENOがど…

Brian Eno & Harold Budd/Ambient 2 The Plateaux Of Mirror

ほんとに素晴らしいアルバム。全10曲入りですが、どの曲がどうとかは特になく、10曲で1つの作品みたいな感じ。Harold Buddのピアノは坂本龍一に似てますが、坂本龍一をより匿名的にしたような、弾いてる姿が見えず単に「音」として響いてくる、クリスタルな…

Brian Eno/Ambient 4: On Land

これも全く聴いてないので今ほぼ初めて聴いてます。蠢き系ですかねー。かなり素晴らしいですね。段々大きくなる音や段々小さくなる音、上昇する音や下降する音が入れ替わり立ち替わり交差するうえ、奥行きがムチャクチャあって、映像的。坂本龍一もこういっ…

Brian Eno/Discreet Music

そんなしょっちゅう聴きたくなるわけじゃないけど、悪くないアルバム。B面にあたる3曲は、どこかで聴いたことがあるようなキレイな弦楽器のフレーズを、途切れさせたり不協和音っぽい音を混ぜたりで、一見穏やかに聴こえるけど結構エグい。

Brian Eno/Before And After Science

このアルバムもボーカル入りというだけであまり聴いてなかったのですが、改めて聴いてみたらムチャクチャいいですね。ヌメっとしたENOのボーカルも、音色が「Another Green World」よりカラッとしてるためか、いい対比になってる気がします。それぞれの音が…

Brian Eno/Apollo Atmospheres & Soundtracks

いつからiTunesに入ってたのか覚えてない。というわけで多分聴いたことがないので今聴いてます。「2001年」とかで流れてそうな感じ。ENOにしては古臭い感があるので、今後愛聴盤になるかどうかわからないなー。

Brian Eno/Another Green World

ENOはそもそも声が苦手なので、ボーカルアルバムはあまり聴かない。各楽器の構成とか面白いなーとは思うんだけど、声が入ってきた瞬間ダメになってしまう。「The Big Ship」「Zawinul/Lava」はすごくいいと思います(インストだし)

Brian Eno/Ambient 1: Music for Airports

間違いなくこれまでの再生回数トップ10に入るし、生涯のトップ10にも入る名盤。このアルバムに出会ったことで、音楽を聴く喜びは格段に増した。まだ自分の部屋やiPhoneでしか聴いたことないけど、外国や砂漠や森や海の中や夕陽が沈む渓谷や視界に地平線しか…

Boris Grebenshikov/Radio Silence

渋谷陽一だったかホテイさんだったか忘れましたが、ラジオで表題曲の「Radio Silence」を聴いてカッコイイ!と思いました。ソ連から出てきたロックミュージシャンだというのも驚きがありました。しかも今調べて初めて知ったんですが、プロデュースがDave Ste…

THE BOOM/極東サンバ

「FACELESS MAN」ではバラバラだった音楽性が、ラテン・ジャズにほぼ一本化されたアルバム。高度な音楽性が要求されるジャンルにチャレンジし、見事にTHE BOOMの音楽として昇華されている。「風になりたい」「帰ろうかな」「berangkat-ブランカ-」等、シング…

THE BOOM/FACELESS MAN

THE BOOMのことはデビュー当時そこまで関心はなかったのですが、シングル「月さえも眠る夜」「真夏の奇跡」の連発でおおっ!?っとなって、アルバム「FACELESS MAN」を買ってみて、完全にやられたーという感じになりました。このアルバムはとんでもないです…

BONNIE PINK/Even So

「Heaven's Kitchen」を初めて聴いた時、面白いアーティストが出てきたなと思いました。ここまでアメリカっぽさを前面に押し出すアーティストは当時は珍しかったんじゃないでしょうか。しかもポップだし、声質も他にあまりないタイプだし。でも英語の発音の…

Bob Ostertag/Attention Span

なんかよくわかんないけど、Derek Jarmanの映画を音楽にしたらこんな感じになるんじゃない?

BoA/BEST OF SOUL

BoA

2005年発売なんですね。当時BoAのようなシンガーはたくさんいた気がしますが、歌唱力はその中でもトップクラスだった気がします。気がします連発してるのは、あまり積極的に聴いてたわけではなくて、このジャンルでは唯一安心して聴けるアーティストだという…

blur/The Special Collector's Edition

特に感想はないB面集なのですが、「Day upon Day」のライブバージョンは素晴らしい!AppleMusicにはアルバムがなかったので、「Day upon Day」だけ貼っておきます。

blur/Parklife

2ndに続き、これまた超充実の3rdアルバム。基本的な路線は2nd「Modern Life Is Rubbish」と変わらないものの、よりメジャー感がアップした感じ。のっけからこれまでなかったディスコ調の「Girls & Boys」でワクワクさせ、「Tracy Jacks」「End Of A Century…

blur/Modern Life Is Rubbish

超充実の名盤2ndアルバム。前作「Leisure」から打って変わって音が立体的になり、バラエティに富んだ曲調、ひねくれながらも自信に満ちたボーカル、出しゃばり過ぎず存在感のあるギター、シンプルながらツボを押さえたリズム隊の他、ピアノ・ストリングス・…

blur/Leisure

この1stアルバムが出た頃のレビューでは「マンチェスターバンドの2番煎じ」みたいな論評が多かったので、聴きたいアルバムがたくさんあった当時は後回しにせざるを得ませんでした。実際に初めて聴いたのも、2nd「Modern Life Is Rubbish」の後でした。確かに…

blur/The Great Escape

前作「Parklife」の延長線上にあるように聴こえるけど、明らかに崩壊へ向かって歩き出した1枚。楽器の使い方やアレンジは前作以上にバラエティに富んでるのに、「曲が求めたからこのアレンジにした」のではなく、頭と技術で「こなしました」といった小手先感…

blur/blur

偏見かもしれないけど、デーモンがグレアムに気を使って出来たアルバム、という気がしてならない。絶対的な才能を持つリーダーが、1人のメンバーに気を使うとロクなことにならない、という典型のようなアルバム。90年前後にたくさん出てきた素晴らしいバンド…