Cornelius
「Point」路線だけど、「Point」よりは全然いいです。意図が見え過ぎるのが受け付けないのかなー。これを聴くならJohn Cageか高橋悠治を聴くなー。
余りに余白のない音で、楽しめない。「CM2」が良かったのは、原曲の音素材が「余白」の役割を果たしてたんだなということがよくわかる。
「CM」とは逆に、Corneliusの曲を他のミュージシャンがリミックスしたアルバム。High Llamasがやった「The Micro Disneycal World Tour」と、The Pastelsがやった「Clash」がいいですね。特にThe Pastelsのほうは、サビメロをかなり小さな音量で奥に配置して…
その昔「夏のサマー」という曲を作った直後、当時リリースされたばかりのCorneliusのデビューシングル「太陽は僕の敵」を初めて聴いてびっくりしました。細かなフレーズは当然違うのですが、イントロの感じや歌メロやリズム等そっくりだったからです。小山田…
1人のミュージシャンが、持ってるポテンシャルを余すところなく表現したい!と思ってもなかなか出来ることではないような気もしますが、それをやっちゃったアルバム。全開になることに臆病な人かなと思ってたのですが、全開なのにきちんと整理され、盛りだく…
「point」にはイマイチ馴染めなかったのですが、このアルバムは大正解。リミックスという名のボーカル以外全部差し替えアルバムで、実は彼の才能はこういうところにこそ現れるんじゃないでしょうか。極端に短い音と長過ぎるぐらい長い音が共存し、配置が整然…