一方通行なアルバムレビュー

sens unique しゅうくによる、自分のiTunesの曲を上から順に聴いていき、一方的に感想を綴るブログ。

Chocolat/one too many chocolat

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このアルバムに入ってる「もうひとつの雨」がカラオケボックスの有線で流れてきた時、あまりの名曲っぷりに耳を奪われ、仕事中にも関わらず(カラオケでバイトしてました)スピーカーの前に張り付き一生懸命歌詞を覚えて検索したのでした。
歌ってるのがChocolatだと知ってさらにびっくりして、作曲が学生時代の友達だった神田朋樹と知ってさらにびっくり。
名曲って大体1秒目から最後までびっしり名曲であることが多いんだけど、「もうひとつの雨」もまさしくそれに当てはまる。
淡々としたメロディ、淡々としたドラム、そして曲を彩るのは恐ろしく効果的に強弱をつけたストリングス。
淡々としてるはずなのにオケは全体で聴くとまるで嵐のようで、その中をChocolatの声が凛とした表情で歩く。


ここまで書いて気付いたけど、sens uniqueでやろうとしたことはこういうことだったんだろうなー。
サビのコーラスなんか、ヴェチさんがシンセで弾きそうなフレーズだもん。
chocolatの声はまさに理想的で、僕の中では一緒にバンドやりたい女性ボーカルの第1位です(ちなみに男性ボーカル第1位は藤井隆


この曲以外だと、スーパーカー作の「MOMO」と片寄くん作の「NO REGRETS」が飛び抜けて素晴らしい。