一方通行なアルバムレビュー

sens unique しゅうくによる、自分のiTunesの曲を上から順に聴いていき、一方的に感想を綴るブログ。

Bauhaus/In The Flat Field

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1992年に「Parade」というロック雑誌の「80年代ロックの名盤100」で紹介されてて買ったアルバム。

素晴らしいジャケットやバンド名から、こんな音なんだろうなーと想像した通りのゴシックでサイケデリックな感じ。
David Bowieが「Scary Monsters」の後「Let's Dance」方面にいってなければこういう感じになってたかも、と思わせる。

この手の音にしては珍しくゴチャゴチャしてなくて、分離良く奥行きもあって、奇抜なギターやボーカルであっても気持ちよく聴ける。
ドラムもベースもかなり凝ったアレンジで、全員自己主張してる音なのにぶつかり合うことがない、とてもいいバランスだと思います。
他のアルバムも買ってみましたが、このアルバムほど曲もアレンジも練られてなくて、すぐ売ってしまいました。

BUCK-TICKなんかはモロ影響受けてると思いますが、ドラムやベースの感じがBauhausぐらい軽ければ(軽すぎる「悪の華」と重すぎる「DARKER THAN DARKNESS」の中間ぐらい)もうちょい気持ちよく聴けるのに、惜しいなと思います。